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GamePad Viewer の代わりになるもの: OBS 向けコントローラーオーバーレイ比較

GamePad Viewer、input-overlay、Open Joystick Display、gamepad.lol は、どれもコントローラーを配信に映しますが、やり方が違います。それぞれの得意なところ、足りないところ、そしてどれがあなたの環境に合うかをまとめます。

「配信でコントローラーを映すには」という質問の定番の答えは、長らく GamePad Viewer でした。代わりを探す理由はだいたい決まっています。OBS の更新後に動かなくなった、CSS を手書きせずに見た目を変えたい、キーボードも画面に出したい、Mac から配信している、といったところです。このページでは、私たちがよく知っている選択肢を比較します。そのうちの 1 つは私たち自身が作っているので、どの場面でどれが向いているかは具体的に書くようにしました。

コントローラーを配信に映す 3 つの方法

ブラウザソースのオーバーレイ は、ブラウザの Gamepad API でコントローラーを読み取る Web ページです。OBS にリンクを貼れば、それで導入は終わりです。代わりに、OBS 内蔵のブラウザの中で動くため、その制約も引き継ぎます。ページがコントローラーを認識する前にボタンを押す必要があり、そのブラウザがコントローラーに届く環境でしか動きません。GamePad Viewer と gamepad.lol はこの方式です。

OBS プラグイン は、ブラウザを介さずネイティブに入力を読み取ります。仕組み上バックグラウンドでも動き続け、キーボードとマウスも表示できます。その代わり、OBS のバージョンに合ったプラグインを入れ、OBS の更新に合わせて更新する必要があります。

デスクトップアプリ はコントローラーを自前のウィンドウに描画し、それをウィンドウキャプチャで OBS に取り込みます。ウィンドウをキャプチャできる配信ソフトなら何でも使えますが、常駐させるプログラムが 1 つ増え、透過はたいていクロマキーが必要になります。

GamePad Viewer

アカウント不要の無料のブラウザソースオーバーレイです。設定は URL で行います。プレイヤー番号、スキン、拡大率、デッドゾーン、入力遅延を指定できます。スキンの種類は現行のコントローラーにとどまらず、GameCube、NES、N64、ファイトスティック、ファイトパッドの配列まであり、4 人まで対応します。それ以上に見た目を変えたい場合は、CSS ファイルを書いてどこかに置き、そのアドレスを URL で渡します。

レトロな配列やファイトスティック、そして CSS ファイルを編集するのが苦にならない人に向いています。下に挙げるブラウザソース共通の注意点には目を通してください。

input-overlay

キーボード、マウス、ゲームパッドの入力を表示するオープンソースの OBS プラグインです。入力をネイティブに読むため、「先にボタンを押す」も、OBS のブラウザへの依存もありません。Windows と Linux 向けに配布されていて、配列は手を加えられるプリセットとして提供されます。

キーボードとマウスで配信する人や、ブラウザソースに頼るよりプラグインを入れたい人に向いています。OBS と一緒に入れ直したり更新したりする前提で考えてください。

Open Joystick Display

ゲームパッドとアーケードスティック向けの、無料でオープンソースのデスクトップアプリです。よくある配列のテーマを備え、複数のコントローラーを同時に扱えます。元のプロジェクトは 2020 年にアーカイブされましたが、コミュニティのフォークが開発を継いでいて、そのうちの 1 つはクロマキーを不要にする透過ウィンドウを追加しています。

配信ソフトがブラウザソースもプラグインも使えない場合に向いています。選んだフォークが手持ちのコントローラーでまだ動くかは確認してください。

gamepad.lol

ビジュアルエディターを中心に作られたブラウザソースオーバーレイです。スキン (Xbox、PlayStation、Switch Pro、ニュートラル) を選び、色、サイズ、ラベル、デッドゾーンを変更し、プレビュー上で任意の要素をドラッグしたり隠したりできます。保存すると、ソースを更新しなくても OBS のオーバーレイがすぐ反映されるので、配信中でも調整できます。無料アカウントならウォーターマークなしでオーバーレイを 3 つまでずっと保持でき、Pro ではオーバーレイが無制限になりカスタム CSS も使えます。アカウントなしでも 7 日間試せます。

現時点で足りないところは、レトロな配列が並ぶ長いリストではなくスキンが 4 種類であること、1 つのオーバーレイにつきコントローラーは 1 台であること、そして macOS と 2PC 構成では GamePad Viewer と同じブラウザソースの制約を受けることです。

一覧で比較

GamePad Viewerinput-overlayOpen Joystick Displaygamepad.lol
動作形態ブラウザソースOBS プラグインデスクトップアプリ、ウィンドウキャプチャブラウザソース
導入不要OBS のバージョンに合うプラグインアプリのダウンロード不要
カスタマイズURL のオプションと自分で用意した CSS ファイルプリセットと設定ファイル内蔵テーマリアルタイムに反映されるビジュアルエディター、Pro ならカスタム CSS
キーボードとマウス非対応対応非対応非対応
価格無料無料、オープンソース無料、オープンソース無料、Pro は月 5 ドル

ブラウザソースのオーバーレイに共通すること

GamePad Viewer と gamepad.lol は同じ土台の上にあるため、問題も対処法も共通です。

  • まずボタンを押す。 ブラウザは、一度使われるまでコントローラーをページから隠します。
  • Windows では OBS 31.0.2 以降を使う。 OBS 31.0.0 と 31.0.1 は、OBS 自身にフォーカスがある間しかコントローラーの入力をブラウザソースへ渡しませんでした。
  • macOS は今のところ対象外。 macOS の OBS は、ブラウザソースにコントローラーへのアクセスをまったく許可していません。
  • コントローラーは OBS の PC につなぐ。 ブラウザソースは、別のゲーム用 PC につながったコントローラーを見られません。

トラブルシューティングガイド では、これらを 1 つずつ詳しく説明しています。

どれを選べばいい?

  • キーボードとマウスも画面に出したい: input-overlay。
  • GameCube、N64、ファイトスティックの配列で遊んでいる: GamePad Viewer。
  • 配信ソフトにブラウザソースがない: Open Joystick Display か、ほかのデスクトップアプリ。
  • オーバーレイを見た目から作り込み、OBS に触れずに調整したい: gamepad.lol。

どれを選ぶにしても、まず ゲームパッドテスター にコントローラーを通してください。そこでボタンやスティックの挙動がおかしければ、どのオーバーレイでも同じようにおかしくなります。

ほかのガイド

1 分でコントローラーを配信に。

インストール不要。無料で登録してスキンを選び、リンクを 1 つ OBS に貼り付けるだけ。